古いデータを整理できていない状態で、さらにその上に新しいデータを積み上げ続けて使っていたという。
「正しいやり方ではないことは分かっていましたが、どうして良いか分からず、いつかデータベースが壊れるのではないかと危機感を抱いていました。」（石井氏）
自分達で何かできないかと模索してみたものの、整理できていないデータの改修は不可能と感じた。
一度データを整理してこれからも安心できる環境を構築するため、プロに依頼することを決めた。

東京都の Claris パートナーのうち、ライセンスを多く持つトップ2社へ見積依頼をしたという。
その後、見積依頼メール送信直後にサポータスから電話をし、数日後にご訪問した。
「コロナ禍とは言えオンラインでは伝わらないことがあると常々感じていたため東京都で検索したので、IT会社でも来社いただけるフットワークの軽さに感心しました。営業ご担当の方にとても丁寧にヒアリングをしていただき、お任せできると思いお願いしました。」（石井氏）

元々のファイルは、データベースの知識がないまま作成したため雑然としていたが、サポータスが改修をすることで一から整理を行った。
雑然としていたレイアウトを項目ごとに分けることで見やすくし、各項目へのアクセスが簡単になるよう改修した。
「見えない所にあるデータベースも同じように整然と並んでいると説明を受けているので、安心感が格段に上がりました。」（石井氏）

導入当初は、システムデザインが一新したことで見慣れず戸惑いを感じたこともあったが、実際に使ってみて使用者の全員が使いやすさを実感したという。
また協会のロゴが入り、色もロゴに合わせたデザインが好評だという。
「事務作業の軽減により、新しい勉強会の企画などにより時間を費やすことができるようになりました。」（石井氏）

FileMaker の会員情報をWebサイトに連携させ、会員自身が見られるマイページをサポータスで開発し運用を開始している。
「会員の利便性を高めると同時に、問い合わせ対応削減、業務効率化を更に進めたいと考えています。」（石井氏）
今後はさらに、会員向けのショップサイトもサポータスで開発し、さらなる業務効率化のためのシステムづくりを目指していく。